|
武藤 克哉 |
|
私が不動産業に従事したのは、大卒後というより正式には大学4年の時(昭和62年)から東京興産鰍ノ入社しました。株価の上昇とともに特に東京都心部の土地の高騰、例えば千代田区番町エリアの中古マンションの坪単価が500万円代から800万円と急上昇してきた頃です。サラリーマンの方々も3、4,000万円もする5坪のワンルームマンションをどんどん購入しました。大手デベロッパーや建築会社による地上げがより活発になり土地は、さらに上昇し「土地神話」を生みました。
平成2年のバブルの崩壊による不良債権の増大、金融破綻と冬の時代にはいりました。今なお平成不況の根底からの脱却は出来ていないと考えます。しかし、インターネット関連事業等の創たなる力やバブル崩壊と伴に財閥系企業の弱体の隙間に参入する雑草魂を持つ日本の起業家達が日本を牽引していくのではないでしょうか。
平成8年末に東京興産鰍退社、平成9年に弊社を創業し千代田区・中央区・港区の中古マンションの仲介と内装建築を2本柱としました。
平成10年以降、大手の大開発による周辺ビルの空室が目立ちはじめ、また、不良債権の売りビルが市場に増えてきた時期でした。そこでビル管理業を手がけるようにシフトしました。
ベンチャー起業の方が借りやすくるために、オーナーと話し合い複数のビルを統合管理することにより管理コストの見直しをしました。 借主の成功が管理物件の空室率を下げオーナーの事業の成功に繋がるわけです。 不動産の証券化など先端的手法も発展していくと思います。しかし、弊社にはそこにチャンスがありません。
私たちはベンチャー起業家に安く・条件を良く・相談にのり、ビルを満室にしていきたいと思います。
|
|
COPYRIGHT(C)2006 賃貸 オフィス 東京都 東京グランデ株式会社 ALL RIGHTS RESERVED.
|
|